LP制作の費用相場は?価格帯ごとに作れるLPと予算の考え方
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LP制作の費用相場は?価格帯ごとに作れるLPと予算の考え方

LP制作の費用相場は、受発注マッチングサービスPRONIアイミツの取引データで平均40万円・中央値30万円、Web幹事経由の発注データで平均55.4万円・中央値40.0万円と公開されています。価格帯でいえば10万円以下から60万円以上まで幅があり、金額の差は主に、戦略や原稿、公開後の改善まで制作会社に任せるかどうかと、デザインの作り込みで生まれます。

この記事では、価格帯ごとに制作会社に任せられることと発注側で用意すること、依頼先による相場の違いを整理しました。そのうえで、LP制作を手がける私たちの概算の目安と、改善費まで含めた予算の考え方を紹介します。

LP制作の費用相場は?平均と価格帯の目安

公開されている発注データでは、LP制作の平均と中央値は次のとおりです。

データ平均中央値
PRONIアイミツの取引データ(2020年1月〜2025年9月)40万円30万円
Web幹事経由の発注データ55.4万円40.0万円

PRONIアイミツは、価格帯ごとの目安を次のようにまとめています。

平均40万円(中央値30万円)が目安です。簡易的なLPなら10万円以下、一般的な構成・デザイン制作なら10万〜60万円、マーケティング(運用や改善)まで含む場合は60万円以上となります。

PRONIアイミツ「LP制作の費用相場を当社取引データで解説|価格帯別と依頼先別の料金目安」

Web幹事の発注データでも、30万円以下が37%、31万〜60万円が36%で、およそ4分の3のLPが60万円までで作られています。平均は一部の高額な案件に引き上げられやすいので、中央値もあわせて見ておくと、よくある金額をつかみやすくなります。

価格帯ごとに、制作会社に任せられることと発注側で用意すること

安い価格帯ほど、制作会社に任せられる作業は減り、そのぶん発注側で用意するものが増えていきます。Web幹事の解説をもとに整理すると、次のとおりです。

価格帯制作会社に任せられること発注側で用意すること
10万円以下テンプレートを使ったデザインとコーディング戦略の設計、原稿、公開後の修正
10〜30万円オリジナルのデザインとコーディング戦略の設計、原稿、公開後の修正
30〜60万円戦略と原稿、顧客・競合の調査を含む設計、デザイン、コーディング公開後の修正(改善の支援は会社による)
60万円以上上記に加え、改善(LPO)を見据えた制作。サポートが充実していることが多い原則なし(確認と承認は必要)

30万円以下の価格帯では、競合の調査や公開後のサポートが含まれないことが多いとされています。PRONIアイミツも、問い合わせなどの成果を目的にしたデザインなら30万円以上、広告の運用代行も頼むなら60万円以上を想定するよう説明しています。

安い見積もりは、制作会社の作業が少ないぶん金額が下がっていることが多く、LPを作るのに必要な作業そのものが減るわけではありません。発注側で用意するものを引き受けられるかどうかも、予算を決めるときの判断材料に入れてください。

費用を左右する主な要素

同じ価格帯の中でも、金額は次のような要素で上下します。

要素費用が上がりやすいケース
ページの長さと情報量載せる情報や事例、Q&Aが多い
原稿原稿の作成から制作会社に任せる
素材撮影を手配する、イラストを新しく描き起こす
デザインの表現アニメーションなど動きのある表現を入れる
フォーム入力項目が多い、外部のシステムと連携する

迷ったら、まず原稿を誰が用意するかを決めてください。見積もりの金額に直結するところです。見積書のどの項目にこれらの費用が入るかは、LP制作の見積もりの見方で紹介しています。

依頼先によって相場はどう変わる?

依頼先によっても相場は変わります。PRONIアイミツの解説では、次のような目安が示されています。

依頼先相場の目安
フリーランス1万〜30万円程度
中小規模の制作会社30万〜100万円程度
大手の制作会社60万〜100万円程度

なお、同じ記事の冒頭の要約では、大手を100万円以上としているので、大手の制作会社の相場は目安にも幅があると考えてください。

金額の差は、体制の差でもあります。担当する人数や、任せられる工程の広さが違うからです。フリーランスに頼んで費用を抑えるなら、構成や進行管理を自社で担えるかを先に考えておくと、失敗しにくくなります。依頼先の比べ方は、LP制作会社の選び方にまとめました。

制作会社から見た価格帯ごとの違い

LP制作を手がける立場からいうと、成果を目的にしたLPを作るなら、事前の分析と構成に費用をかけられるかどうかが分かれ目です。

レジットでお伝えしている制作費の概算の目安は次のとおりです(2026年9月時点)。正式な価格表ではなく、内容によって変わる参考の金額としてご覧ください。

制作費の目安作れるLPのイメージ
20万円未満基本的にLPの構築は難しい
20万円〜成果にこだわらず、最低限のページが必要な場合に対応できる
30〜50万円事前の分析を踏まえ、情報量をある程度厳選したLPを作る
50〜90万円分析に加えて情報量も豊富にし、商品の魅力を最大限表現するLPを作る

公開されている相場には10万円以下の価格帯もありますが、その金額では戦略の設計や原稿を発注側で用意することが前提です。レジットでは、20万円未満ではLPの構築そのものが基本的に難しく、20万円からは成果にこだわらず最低限のページが必要な場合の目安、事前の分析を踏まえたLPは30〜50万円が目安です。

予算は制作費と改善費をあわせて考える

Web広告では、どの制作会社がどれだけ予算をかけても、最初から獲得単価の目標を達成するのは簡単ではありません。そのためレジットでは、公開後の改善で投資対効果を高める考え方をとっています。制作費だけでなく、改善費まで含めて予算を考えておくのがおすすめです。

レジットの提案資料で使っている12か月のシミュレーションでは、同じ90万円の予算でも、配分によって年間の収支に大きな差が出る試算です。

予算の配分年間収支(シミュレーション)
30万円でLPを制作し、公開後に総額60万円の改修を行う250万円超
90万円をかけてLPを制作し、改修はしない40万円

これはLPとWeb広告を運用しながら改善する前提のシミュレーションで、実績の数字ではありません。前提の詳しい条件は案件によって変わります。制作費をかけすぎて改善に回す予算が残らないと、公開後に見えた課題を直せなくなります。改善の進め方はLPOで成果を上げるための完全ガイドで詳しく扱っています。

価格帯によって制作期間の見通しも変わる

調査や構成の工程を含む価格帯ほど、制作期間も長くなります。Web幹事の解説では、価格帯ごとの期間の目安は次のとおりです。

価格帯制作期間の目安
10万円以下1週間〜1ヶ月
10〜30万円2週間〜1.5ヶ月
30〜60万円1ヶ月〜2ヶ月
60万円以上1.5ヶ月〜3ヶ月

公開したい日が決まっている場合は、予算と一緒に伝えて、どの範囲なら間に合うかを相談してください。工程ごとの日数と、納期が延びる原因はLP制作は何日かかる?で紹介しています。

費用を抑えたいときに発注側ができること

費用を抑えるには、制作会社の作業を減らせる準備を発注側で進めておくのが近道です。

  1. LPの目的とターゲットを社内で決めておく
  2. 商品写真やロゴ、お客様の声などの素材を用意する
  3. 載せたい情報を箇条書きでまとめておく
  4. 依頼する範囲を絞り、公開後の改善に予算を残す

素材が手元に無い場合も制作は進められます。レジットでは契約している有料素材サイトの写真を使って制作でき、商品を送っていただければ簡易的な撮影にも対応しています。別途費用で撮影素材をご用意することもできます。素材サイトの写真では難しい商材や、訴求力が落ちるおそれがある場合もあるので、どこまで自社で用意するかを事前に相談しておくと、予算を立てやすくなります(レジットのLP制作サービスより)。

よくある質問

LP制作の費用相場について、よくいただく質問にお答えします。

LP一枚の相場はいくらですか?

公開されている発注データでは、平均40万円・中央値30万円(PRONIアイミツ)、平均55.4万円・中央値40.0万円(Web幹事)です。戦略や原稿から任せるか、デザインとコーディングだけかで、金額は大きく変わります。

フリーランスに依頼するといくらくらいですか?

PRONIアイミツの目安では1万〜30万円程度で、スキルや実績の個人差が大きく、仕上がりにも差が出るとされています。Web幹事の価格帯の表でも、フリーランスが発注先の例に挙がる30万円以下の価格帯では、戦略の設計や原稿は発注側が用意する前提です。

見積もりが相場より高いときはどう考えればいいですか?

金額だけで判断せず、見積もりに含まれる作業を確認してください。調査、構成、原稿、公開後の改善まで含まれていれば、相場より高く見えても、発注側で用意するものは少なくなります。

まとめ

LP制作の費用相場は、平均で40万〜55万円ほど、中央値で30万〜40万円ほどです。価格帯の差は、主に戦略の設計や原稿、公開後の改善を制作会社に任せるかどうかと、デザインの作り込みの差なので、成果を目的にするなら、分析と構成、そして改善にかける費用まで含めて予算を考えてください。

予算に合わせてどこまで依頼できるかを知りたい場合は、レジットへのお問い合わせからご相談ください。

参考・出典

この記事で参照した資料です。

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レジット編集部

株式会社レジット(2013年設立・東京都渋谷区)の編集部です。レジットは集客に強いWebサイト制作を軸に、ホームページ・LP・ECサイト・WordPressの制作、SNS運用、動画・CG制作、インターネット広告の運用までを手がけています。編集部では、制作と運用の現場で実際に向き合っている課題をもとに、Web担当者の方がすぐに使える実践的な情報をお届けします。

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