LP制作の見積もりの見方|見積書の項目と、見落としやすい追加費用
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LP制作の見積もりの見方|見積書の項目と、見落としやすい追加費用

LP制作の見積書には、構成やライティング、デザイン、コーディング、進行管理(ディレクション)といった作業ごとの費用が並びます。金額の大小より先に確かめたいのは、どの作業が含まれていて、修正や素材、公開後の対応がどこまで入っているかです。

同じ金額に見える見積もりでも、含まれる作業が違えば、後から追加費用が出たり、成果の出にくいLPになったりします。ここでは、LP制作を手がける私たちの立場から、見積書の項目ごとの意味と、見落としやすい追加費用、見積もりを依頼するときに伝えることをまとめました。

LP制作の見積書に並ぶ主な項目

LP制作の見積書は、おおむね次の項目で構成されます。

  1. 企画・分析(市場や競合の調査、ターゲットと訴求の整理)
  2. 構成・ライティング(伝える順番の設計と原稿の作成)
  3. デザイン(パソコンとスマートフォンの画面の作成)
  4. コーディング(Webページとしての組み上げと動作確認)
  5. 素材(写真やイラストの手配、撮影)
  6. ディレクション(進行管理と全体の取りまとめ)
  7. 公開作業・運用(サーバーへのアップロード、公開後の改善)

会社によって項目の呼び方やまとめ方は違います。大切なのは名前ではなく、それぞれの作業が見積もりに含まれているかどうかです。

見積もり項目ごとの意味と確認すべきこと

各項目について、何の作業なのかと、見積書を受け取ったときに確認したいことを表にまとめました。

項目主な作業確認すべきこと
企画・分析市場や競合の調査、ターゲットと訴求の整理調査の範囲と、結果をどんな形で共有してもらえるか
構成・ライティング構成案の作成、見出しや本文の原稿原稿は制作会社が書くのか、発注側が用意するのか
デザインパソコン用とスマートフォン用の画面スマートフォン用のデザインが含まれているか
コーディングページの組み上げ、フォームの設置、表示の確認対応するブラウザや端末、フォームの送信先の設定
素材写真の選定や購入、撮影素材の費用が別になっていないか、撮影は含まれるか
ディレクションスケジュールと進行の管理、確認の取りまとめ担当者は誰で、連絡の窓口はどこか
公開作業・運用サーバーへの公開、計測タグの設置、公開後の改善公開作業まで含むのか、データを渡して終わりなのか

特に「企画・分析」と「構成・ライティング」は、見積もりによって含まれる範囲の差が大きい項目です。ここが薄い見積もりは金額が安く見えますが、その分の判断を発注側が担うことになります。

見落としやすい追加費用

後から費用が増えやすいのは、見積書に書かれていない作業や、「一式」でまとめられた作業です。

「一式」とだけ書かれた項目

「LP制作一式」のように内訳が無い見積もりは、何が含まれているのかが分かりません。一式表記そのものが悪いわけではないので、含まれる作業の一覧をもらい、上の表と照らし合わせて抜けが無いかを確かめてください。

サーバー・ドメインと公開作業

デザインとコーディングまでが見積もりの範囲で、サーバーへの公開作業やドメインの設定は別料金、というケースがあります。自社で公開できる体制が無い場合は、公開作業が含まれているかを必ず確認します。

公開後の運用・改善

LPは公開してからの改善で成果が伸びていくページです。制作費とは別に、アクセスの計測や修正の費用がかかることを前提に、見積もりの段階で改善をどこまでお願いできるかを聞いておくと、予算の組み立てがしやすくなります。

修正の費用は「どこまで戻るか」で変わる

修正の費用は回数よりも、前の工程に戻る修正かどうかで大きく変わります。

配色やボタンの大きさを整えるような工程の中での修正は、手間が限られます。一方、デザインが固まった後にターゲットを変えるような修正は、構成から作り直すことになり、費用も期間も増えがちです。

レジットでは、工程ごとの修正は追加料金なしで都度対応していて、制作工程を大幅にさかのぼる場合は、修正の規模や内容によってご相談させていただいています(レジットのLP制作サービスより)。見積もりを比べるときは「修正は何回まで無料か」だけでなく、「どんな修正が追加費用になるのか」を聞いておくと、後から食い違いが起きにくくなります。

素材が無いときの費用の選択肢

写真などの素材が手元に無い場合は、どの方法で用意するかによって費用が変わります。

方法費用の考え方向いているケース
制作会社が契約している有料素材サイトの写真を使う見積もりに含まれるか、使う枚数とあわせて確認イメージ写真で伝わる商材
商品を送って簡易的に撮影してもらう対応範囲は内容によって相談商品そのものを見せたい物販
撮影素材を別途手配してもらう別途費用がかかる人物や店舗など、実物の写真で信頼を得たい場合

レジットでは、素材が無い場合も契約している有料素材サイトを使って制作でき、商品を送っていただければ簡易的な撮影にも対応しています。撮影素材を用意する場合は、別途費用がかかる形です。素材写真や簡易撮影では難しい商材や、訴求力が落ちるおそれがある場合もあるので、ご相談ください。

価格帯によって見積もりに含まれる作業はどう変わる?

見積もりの金額の差は、主に事前の分析と、盛り込む情報量の差から生まれます。

レジットでお伝えしている概算の目安では、20万円未満はLPの構築そのものが基本的に難しく、20万円からは成果にこだわらず最低限のページが必要な場合に対応でき、30〜50万円は事前の分析を踏まえて情報量をある程度厳選したLP、50〜90万円は分析に加えて情報量も豊富にしたLPが目安です(2026年9月時点。正式な価格表ではなく、内容によって変わる参考の金額です)。公開されている相場データと、価格帯ごとに発注側で用意するものは、LP制作の費用相場で詳しく紹介しています。

安い見積もりで省かれやすいのは、企画・分析と構成の工程です。広告から集客して成果を出したいLPなのか、まずは最低限のページがあればよいのかによって、どの価格帯の見積もりが合うかは変わります。

見積もりと一緒にスケジュールも確認する

見積もりを受け取るときは、金額と一緒にスケジュールの目安も確認しておきます。工程ごとの日数と、納期が延びる原因はLP制作は何日かかる?で紹介しています。

レジットでは、初回のヒアリングの後にお見積もりとスケジュールの目安をお伝えし、ご契約の時点で担当者を決めて正式にスケジュールを確定しています。同じ作業内容でも、公開日が近いと進め方が変わることがあるので、公開したい日は見積もりを依頼する段階で伝えてください。

制作費と改善費の配分で、1年後の収支は変わる

見積もりを比べるときは、制作費だけでなく、公開後の改善に回す費用が残るかも見ておきます。

レジットの提案資料で使っている12か月のシミュレーション(LPとWeb広告を運用しながら改善する前提の試算で、実績の数字ではありません)では、同じ90万円の予算でも、30万円で制作して総額60万円を改修に回すパターンの年間収支が250万円超、90万円を制作にかけて改修しないパターンが40万円でした。配分の考え方はLP制作の費用相場でも紹介しています。改善の進め方はLPOで成果を上げるための完全ガイドで詳しく扱っています。

見積もりを依頼するときに伝えること

依頼時に伝える情報が具体的なほど、見積もりの精度は上がり、会社ごとの比較もしやすくなります。伝える内容を整理するときは、LP制作の要件定義のテンプレートも使えます。

伝えること
LPの目的資料請求を増やしたい、商品を購入してもらいたい
集客の方法検索広告、SNS広告、メールなど
依頼したい範囲構成から一式、デザインから、コーディングのみ
用意できる素材商品写真、ロゴ、原稿、お客様の声の有無
公開したい日キャンペーンの開始日など
予算の目安制作費と、公開後の改善に使える費用
公開の方法自社サーバーに公開するか、公開作業も任せたいか

複数の会社に同じ内容を伝えておけば、届いた見積もりを同じ物差しで比べやすくなるのが利点です。

よくある質問

LP制作の見積もりについて、よくいただく質問にお答えします。

複数の会社の見積もりは、どう比べればいいですか?

金額だけで並べず、含まれる作業を上の表の項目にそろえてから比べてください。特に企画・分析、修正の扱い、公開作業と改善の範囲に差が出やすいです。

見積もりが「一式」だけの場合はどうすればいいですか?

作業の内訳を出してもらえるか、制作会社に確認してください。内訳が分かれば、何が含まれていて、何が別料金なのかを判断できます。

修正に追加料金はかかりますか?

会社によって違います。レジットでは工程ごとの修正は追加料金なしで対応し、制作工程を大きくさかのぼる修正は内容によってご相談になります。

まとめ

LP制作の見積もりは、金額より先に、どの作業が含まれていて、修正や素材、公開作業、公開後の改善がどこまで入っているかを確認するのが基本です。

目的や素材の状況、公開したい日を伝えたうえで見積もりを取りたい場合は、レジットへのお問い合わせからご相談ください。

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Writing by

レジット編集部

株式会社レジット(2013年設立・東京都渋谷区)の編集部です。レジットは集客に強いWebサイト制作を軸に、ホームページ・LP・ECサイト・WordPressの制作、SNS運用、動画・CG制作、インターネット広告の運用までを手がけています。編集部では、制作と運用の現場で実際に向き合っている課題をもとに、Web担当者の方がすぐに使える実践的な情報をお届けします。

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