AIO対策チェックリスト|今のホームページの点検項目と、直す順番

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AIO対策チェックリスト|今のホームページの点検項目と、直す順番

AIO対策のチェックリストは、「Googleに読まれているか」「内容が伝わるか」「信頼して選ばれるか」の3つを上から順に点検し、「計測と運用」を並行して確かめる形にすると、手を付ける順番で迷いません。最初に見るべきは、主要なページに検索への表示を止める設定が残っていないかどうかです。GoogleがAI Overview(AIによる概要)の引用元に求めている条件は、インデックスされ、スニペットを表示でき、検索の基本的な技術要件を満たしていることだけで、ここで引っかかると後の項目をいくら整えても引用されません。

この記事では、20項目のチェックリストに、確認する場所と直す担当、直す順番を添えました。レジットが自社のサイト8ページをこのチェックリストで点検した結果も、見つかった不備を含めて載せています。

AIO対策チェックリストは、4つの領域を上から順に見る

点検する領域は次の4つです。1〜3は上から順に、4は1〜3と並行して確かめます。

  1. Googleに読まれているか(技術):インデックス、表示の制限、robots.txt、サイトマップ
  2. 内容が伝わるか(ページの中身):ページの分け方、冒頭の結論、見出し、テキストで書かれた重要情報
  3. 信頼して選ばれるか(信頼情報):会社概要、実績、著者と更新日、構造化データ
  4. 計測と運用:Search Consoleの権限、引用状況の記録、古いページの更新

記事の書き方そのもの(見出しの直下で答える、一次情報を入れるなど)は、AIO対策とは?SEOとの違いと、AI Overviewに引用される記事の作り方で説明しています。このチェックリストは、記事単体ではなくサイト全体を点検するためのものです。

AIO対策チェックリスト(20項目・コピー用)

次の20項目を、主要なページ(トップ、サービス、会社概要、アクセスの多い記事)で確かめてください。括弧の中が確認する場所です。

【AIO対策チェックリスト】 点検日:    点検したURL:

■ 段階1:Googleに読まれているか(技術)
[ ] 1. Googleで「site:自社ドメイン」と検索し、主要なページが表示される
[ ] 2. 主要なページに noindex / nosnippet / max-snippet の制限が付いていない(ページのソース、SEOプラグインの設定)
[ ] 3. /robots.txt に、サイト全体や主要なディレクトリを拒否する行がない(ブラウザで開く)
[ ] 4. XMLサイトマップが Search Console に登録され、エラーが出ていない(Search Console の「サイトマップ」)
[ ] 5. 主要なページが「インデックス未登録」になっていない(Search Console の「ページ」)
[ ] 6. スマートフォンで表示が崩れず、文字が読める(実機で確認)

■ 段階2:内容が伝わるか(ページの中身)
[ ] 7. サービスごとにページが分かれ、冒頭1〜2文で「誰に・何を・どこまで」を書いている
[ ] 8. 料金・対応範囲・所在地・営業時間が、画像ではなくテキストで書かれている(文字を選択できるか試す)
[ ] 9. h1は1ページに1つで、h2・h3が内容の順番どおりに使われている(ページのソース)
[ ] 10. 各ページに、内容に合った title と説明文(meta description)がある
[ ] 11. よくある質問を、実際の問い合わせをもとに本文に書いている
[ ] 12. 関連するページ同士が、内部リンクでつながっている
[ ] 13. 内容を伝える画像に、説明の代替テキスト(alt)が付いている

■ 段階3:信頼して選ばれるか(信頼情報)
[ ] 14. 会社概要に、正式社名・所在地・連絡先・代表者が文字で書かれている
[ ] 15. 実績・事例のページに、公開できる範囲で業種・課題・結果を書いている
[ ] 16. 記事に著者名(または編集部名)と公開日・更新日が表示されている
[ ] 17. 構造化データ(会社・記事・パンくず)が1組だけ出力され、表示内容と一致している(ページのソースで application/ld+json を検索)
[ ] 18. Googleビジネスプロフィールの住所・営業時間・電話番号が、サイトの表記と一致している

■ 並行して:計測と運用
[ ] 19. Search Console と Googleアナリティクスの管理権限が社内にある
[ ] 20. 狙っているキーワードを月に1回検索し、AI Overviewの引用元と自社の順位を記録している

1の「site:」検索は、Googleの公式SEOスターターガイドでも、最初に試す確認方法として紹介されています。

site: search operator を使って、Google で自分のサイトを検索しましょう。検索結果が自分のサイトを指していれば、インデックスに登録されています。

Google 検索セントラル「Google 公式 SEO スターター ガイド」

確認する場所と、直す担当

点検は社内でできますが、直す作業のうちテーマやサーバーに触れるものは、制作会社や保守会社に任せるのが安全です。表の「主に直す人」は、社内で完結するか、依頼が必要かの目安です。

項目確認する場所主に直す人
表示の制限(2)ページのソース、SEOプラグイン社内(設定の変更)
robots.txt(3)ブラウザで /robots.txt制作会社・保守会社
サイトマップ・インデックス(4・5)Search Console社内で確認、原因の修正は制作会社
冒頭の結論・よくある質問(7・11)各ページの本文社内(原稿)
重要情報のテキスト化(8)文字を選択できるか社内で原稿、組み込みは制作会社
見出しの構造(9)ページのソース制作会社(テーマの修正)
構造化データ(17)ページのソース制作会社・保守会社
ビジネスプロフィール(18)Googleビジネスプロフィール社内

18のビジネスプロフィールは、店舗やサービス地域のあるお客様が多い会社ほど効いてきます。整え方はMEOとAIOの違いと関係にまとめています。

直す順番は「出られない」「伝わらない」「選ばれにくい」

引っかかった項目が複数あるときは、段階1から直してください。影響の大きさがまったく違うからです。

  1. 段階1(出られない):インデックスや表示の制限に問題があると、そのページはAI Overviewにも通常の検索にも出られません。見つけたらその日のうちに直す項目です。
  2. 段階2(伝わらない):出られても、答えが画像の中にあったり、冒頭に結論がなかったりすると、引用される段落が見つかりません。原稿の書き直しが中心なので、アクセスの多いページから順に進めます。
  3. 段階3(選ばれにくい):会社情報や著者、実績が弱いと、比べられたときに選ばれにくくなります。すぐに順位が動くものではありませんが、問い合わせの判断材料としても効きます。

Googleは、AI機能に表示されるための特別な最適化は必要ないとし、これまでのSEOの基本が引き続き重要だと説明しています。段階2と3の項目は、AIのためだけではなく、検索する人のためにも役立つ作業です。

レジットのサイトを点検した結果

このチェックリストの技術と中身、信頼情報の項目を、レジットのサイト8ページ(トップ、コーポレートサイト制作、LP制作、会社概要、制作実績一覧、記事2本、WordPress保守)で2026年9月25日に確かめました。ページのHTMLを取得して調べた結果です。

点検した内容結果直す内容
表示の制限・canonical・titleタグ8ページとも問題なし―
h1の数(9)3ページでh1が2つテーマの見出しを修正
説明文(10)制作実績一覧で未設定説明文を追加
重要情報のテキスト化(8)保守のページで料金表が画像だけ本文にも金額を書く
構造化データ(17)記事の著者が個人の型で出力組織の型に修正

いちばん身につまされたのは、料金表が画像だけになっていた点です。画像にも「料金表」という代替テキストは付いていましたが、金額そのものは文字として書かれていませんでした。これでは、「保守は月いくらか」という問いの答えがページのどこにも文章で存在しないことになります。

ほかに、LP制作と保守のページには、よくある質問の構造化データ(FAQPage)が入っていました。よくある質問のリッチリザルトは2026年5月7日以降Google検索に表示されなくなったため、今は見た目の効果がありません。害はないので、急いで外す項目ではないと判断しています。

このチェックリストから外した項目

AIO対策のチェックリストとしてよく挙がるもののうち、次の項目は外しました。

  • llms.txtの設置:Googleは2026年6月の更新で、llms.txtはGoogle検索には必要なく、表示や順位にプラスにもマイナスにも影響しないと明記しています。
  • FAQPageの構造化データの追加:前の章のとおり、リッチリザルトの表示は終了しています。質問と回答を本文に書く項目(11)は残しました。
  • 「AI専用」の設定やファイル:GoogleはAI Overviewのための追加の技術要件はないとしています。
  • 文字数の目標:長さで評価が決まるわけではなく、答えが見つけやすいかどうかを7と11で見ています。

有料の診断ツールで高い点数が出ても、段階1の項目に1つでも引っかかっていれば意味がありません。まずは20項目を自分の目で確かめるのが確実です。

よくある質問

チェックリストを使う方から、よく聞かれる3つの質問に答えます。

どのくらいの頻度で点検すればいいですか?

リニューアル、テーマの変更、プラグインの追加をしたあとは、必ず段階1の項目を点検してください。それ以外は半年に1回を目安にし、20の引用状況の記録だけは毎月続けるのがおすすめです。

全部の項目を満たさないとAI Overviewに載りませんか?

そんなことはありません。Googleが条件としているのは、段階1にあたるインデックス、スニペットの表示、検索の基本的な技術要件です。段階2と3は、載る可能性と、載ったあとに選ばれる理由を高めるための項目です。

点検で問題が多すぎたら、作り直したほうがいいですか?

段階1と2の問題が、見出しの構造や画像だらけのページなどテーマそのものに原因がある場合は、作り直しも選択肢になります。判断の目安はホームページリニューアルの進め方で説明しています。

まとめ

AIO対策のチェックリストは、項目を全部埋めることより、段階1から順に直すことに意味があります。まずは今日、Googleで「site:自社ドメイン」と検索し、主要なページが表示されるかを確かめてください。

点検で見つかった項目の修正を任せたい場合は、WordPressのサイトならWordPress保守・運用代行で対応できます。どこから直すべきか一緒に整理したいという段階でも、お問い合わせからご相談ください。

参考・出典

この記事で参照した資料です。

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