ホームページリニューアルで期待できる5つの効果と、成果の測り方
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ホームページリニューアルで期待できる5つの効果と、成果の測り方

ホームページのリニューアルで期待できる効果は、主に検索からの流入の増加、問い合わせの増加、会社の信頼感の向上、採用への貢献、更新の手間の削減の5つに整理できます。ただし、デザインを新しくしただけで成果が上がるわけではありません。どの課題に対して何を変えたかで、出る効果は決まります。

この記事では、ホームページ制作を手がける私たちの立場から、リニューアルで期待できる効果と、その効果につながる変更、公開後に効果を確かめる方法をまとめました。

ホームページリニューアルで期待できる5つの効果

リニューアルの効果は、次の5つに整理できます。効果ごとに、つながりやすい変更と、確かめるときに見る数字が違います。

効果効果につながる主な変更確かめるときに見る数字
検索からの流入の増加ページ構成の整理、スマートフォン対応、内容の充実検索経由の訪問数、Search Consoleの表示回数とクリック数
問い合わせの増加問い合わせまでの導線やフォームの見直し問い合わせ完了の件数と、訪問数に対する割合
会社の信頼感の向上古いデザインや情報の刷新商談や面接での反応、社名での検索数
採用への貢献仕事内容や働く環境の情報の充実採用ページの閲覧数、応募数
更新の手間の削減更新しやすいCMSの導入、ページの整理更新にかかる時間、更新の頻度

チャコウェブのコラムは集客や企業イメージ・信頼性、採用への効果を、TOPPANのコラムはアクセス数・CV数の増加や更新・管理面の効率化などを、リニューアルの効果として挙げています。すべてを一度に狙わず、自社の課題に合う効果を1つか2つに絞ってください。何を変えるべきかがはっきりします。

効果は「何を変えたか」で決まる

同じリニューアルでも、課題と関係のない部分を変えていれば、数字は動きません。

たとえば問い合わせが少ない原因がフォームの見つけにくさにあるなら、効くのはデザインの刷新より導線の見直しです。

全面リニューアルをせず、広告と導線をあわせて改善した例もあります。レジットが担当した、認知度が低くニーズの限られる法人向けツールのサイトでは、Google検索広告とMicrosoft広告の運用と同時に、資料請求フォームへの導線設計とコンテンツの追加を行いました。広告と導線の改善を合わせた結果、資料請求は月平均2件から7件に増えました。導線の見直しだけによる効果ではない点に注意してください。

反対に、見た目が古く情報も止まっているサイトは、訪れた人に「この会社は今も動いているのか」という不安を与えます。その場合は、デザインと情報の刷新そのものが信頼感につながります。

そもそも今がリニューアルの時期なのか迷う場合は、ホームページのリニューアルは何年ごと?判断の基準と、かかる期間の目安も参考にしてください。

URLを変えるリニューアルでは、検索順位の一時的な変動を想定しておく

ページのURLを変える(サイトを移転する)場合は、検索順位が一時的に変動することを想定しておいてください。

Google検索セントラルのサイト移転のガイドでも、移転中にランキングが一時的に変動することを想定するよう書かれています。サイトを大きく変えると、Googleがサイトをクロールし直してインデックスに登録し直すあいだに、順位が変動することがあるためです。新しいURLが検索に反映されるまでの期間は、次のように説明されています。

原則として、小規模から中規模のサイトで大半のページの移転が反映されるのには数週間かかり、より大規模なサイトであればそれより長くかかります。

Google検索セントラル「サイト・ホームページ移行について」

URLを変えるなら、古いURLから新しいURLへ、301などの恒久的なリダイレクトを設定してください。同じガイドでは、リダイレクトはできるだけ長く、一般的には1年以上残すよう勧めています。どの古いURLをどの新しいURLへ移すかを、公開前に一覧にしておくと漏れを防げます。

リニューアルの効果を測る5つの手順

効果を確かめるには、公開前の数字を残しておき、公開後に同じ条件で比べます。

1. 公開前に、今の数字を記録する

リニューアルの準備を始めた時点で、訪問数、問い合わせ件数、よく見られているページなどを記録してください。公開のタイミングで解析の設定が変わることもあるので、数字は手元に控えておくと比べやすくなります。

2. 目的に合う数字を決める

先ほどの表を参考に、見る数字を1〜3つに絞ります。問い合わせを増やしたいなら問い合わせ完了の件数、採用に役立てたいなら応募数というように、目的と数字をそろえてください。

3. 問い合わせ完了などをキーイベントとして設定する

Googleアナリティクス4(GA4)では、問い合わせ完了を計測するイベントを作成したうえで、そのイベントに「キーイベント」のマークを付けて測定できます。GA4のヘルプでも、キーイベントはビジネスにとって重要なアクションを測定するためのものと説明されています。公開前から設定しておけば、公開直後の数字とも比べられます。

4. 同じ長さ、同じ時期の数字で比べる

公開前後の1ヶ月だけを比べると、季節や広告の出稿量による変化と見分けがつきません。できれば前年の同じ月とも比べ、広告やキャンペーンの有無もメモしておきます。URLを変えた場合は、小規模〜中規模のサイトでも、大半のページが反映されるまで数週間(大規模なサイトではそれ以上)かかるので、公開直後の数字だけで判断しないようにしてください。

5. 数字を見ながら改善を続ける

公開したら終わり、ではありません。数字の動きを月ごとに確認し、見られていないページや離脱の多いページから手を入れていきます。GA4の数字を改善につなげる手順は、GA4で月次改善提案を組み立てる5つの手順で紹介しています。

効果が出にくいリニューアルの共通点

効果が出にくいリニューアルには、次のような共通点があります。

  • 見た目を新しくすること自体が目的になっている
  • 目的と、見る数字を決めないまま進めている
  • URLを変えたのに、リダイレクトを設定していない
  • 公開後の更新の体制や運用方法を決めないまま進めている

どれも、公開前に決めておけば防げることばかり。目的の整理から公開後の運用までの流れは、ホームページリニューアルの進め方にまとめました。公開後の保守の中身と費用は、ホームページ制作後の保守費用で紹介しています。

よくある質問

ホームページリニューアルの効果について、よくいただく質問にお答えします。

リニューアルするとSEO効果は下がりますか?

URLを変える場合は、Googleがサイトを処理し直すあいだ、検索順位が一時的に変動することを想定しておく必要があります。ただしGoogleによれば、301などの恒久的なリダイレクトでPageRankが失われることはありません。古いURLから新しいURLへのリダイレクトは、必ず設定してください。

効果が出るまでどのくらいかかりますか?

変えた内容と、見る数字によって違います。URLを変えた場合は、小規模〜中規模のサイトでも大半のページが反映されるまで数週間(大規模なサイトではそれ以上)かかるため、公開直後だけで判断せず、目安として数ヶ月は同じ数字を追ってみてください。

リニューアルと更新の違いは何ですか?

更新は、今のサイトのまま文章や写真、お知らせを差し替える作業です。リニューアルは、デザインや構成、使っている仕組みまで見直してサイトを作り直すことを指します。課題が一部に限られるなら、更新や部分的な改修で済むこともあります。

まとめ

ホームページのリニューアルで期待できる効果は、検索からの流入の増加、問い合わせの増加、会社の信頼感の向上、採用への貢献、更新の手間の削減です。どの効果が出るかは何を変えたかで決まるので、目的と見る数字を公開前に決め、公開後も同じ条件で比べながら改善を続けてください。

レジットでは、要望がまだ曖昧な段階でも、ヒアリングしながら方向性や改善策を一緒に考えます。リニューアルで何を変えるべきか相談したい場合は、レジットのコーポレートサイト制作レジットへのお問い合わせをご覧ください。

参考・出典

この記事で参照した資料です。

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Writing by

レジット編集部

株式会社レジット(2013年設立・東京都渋谷区)の編集部です。レジットは集客に強いWebサイト制作を軸に、ホームページ・LP・ECサイト・WordPressの制作、SNS運用、動画・CG制作、インターネット広告の運用までを手がけています。編集部では、制作と運用の現場で実際に向き合っている課題をもとに、Web担当者の方がすぐに使える実践的な情報をお届けします。

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