2021.03.05

伝え方が9割!スピーチを成功させる話し方のコツ8選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは!デザイナーのながいです。

レジットでは「常に学び、インプット、アウトプット」をクレドの一つに掲げています。

その一環として、自分が学んだことや気づいたことなどをスピーチする場が朝礼に設けられています。

また、あらゆるビジネスの場において、プレゼンなど人前で発表が必要なケースが出てきます。

人前で分かりやすくスピーチをするって難しい…。でも、それってもしかしたら思い込みかも…!

コツを知り、入念な準備をすることで、スピーチへの苦手意識は薄れるんです!

今回はスピーチのコツについてお話します。

スピーチが苦手な原因

そもそもスピーチが上手くできない原因ってなんでしょうか。原因を詳しく見ていきましょう。

1. 人前で話すことに緊張してしまう

練習では上手く話せたのに本番では上手く話せない…という人はおそらく緊張が原因でしょう。

緊張するあまりに声が小さくなってしまったり、口ごもってしまったり、焦って話が飛んでしまったり…といったスピーチは話が聞き手に入ってこず、「下手」という印象を持たれがちです。

2. テーマや伝えたい内容が明確になっていない

話の構成が出来上がっておらず、ダラダラと話し続けても「結局何が言いたいスピーチだったんだろう?と思わせるだけです。

伝えたい内容やテーマをしっかりと定め、どう繋げてどうまとめるかの構成を成り立たせなければ、聞き手に話の内容は伝わりません。

3. 自信が持てない

人前でスピーチをする際、ほとんどの方は大なり小なり緊張をしていると思います。

ですがその緊張のあまり「上手くできなかったらどうしよう…」と自信喪失に陥ってしまうと、本当に失敗してしまうことも。

また、その自信のなさは聞き手にも伝わってしまいます。

 

どうすれば上手くなる!?スピーチのコツ8選!

1. 序盤で明確にテーマを伝える

結論から話す【結論ファースト】と同様に、自分が何を話したいかのメインテーマをまず明確に伝えましょう。

話の内容によっては結論を話すことが【ネタバレ】となってしまう場合もありますが、基本的にはメインテーマを先に話すことで聞き手の意識を惹きつけます。

これにより「この人はなんの話をしているの?」と聞き手の意識が分散してしまうことを防ぎます。

 

2. 3部構成を意識する

起承転結が良いと言われていることもありますが、起承転結はそもそも漢詩を作る際の構成法なので、事実に基づいたスピーチを無理に起承転結に当てはめようとすると上手くいかないことが多いです。

事実を踏まえた上で全体像をしっかりと且つシンプルにメッセージを伝えるスピーチの構成では【3部構成】を基本にすると構成を作りやすいです。

 

1-序論(オープニング)

テーマなど、導入となる内容で聞き手の意識を惹きつける

2-本論

事実に基づく話を混ぜながら最も伝えたい内容を紹介する

3-結論(クロージング)

最終的に伝えたいメッセージを紹介し聞き手を納得させる

 

3. 具体的な話を盛り込む

より印象深いスピーチにするには、具体的な話を盛り込むことで、聞き手にイメージさせやすくすることも大切です。

 

1-数値を使って表す

「多くの人が集まりました」よりも「1万人もの人が集まりました」の方が規模をイメージしやすいです。

2-例え話を混ぜる

身近なもので例え話をすると、より分かりやすくなります。

3-自身の体験談を混ぜる

実際に起きたことを話すことで、共感や関心を得るきっかけになります。

 

4. 内容はシンプルにまとめる

ダラダラと話し続けていても、聞き手がついてきてくれるとは限りません。

人が1分間に話す文字数はおよそ300字、一般的なスピーチであれば5分1500字以内に収めるのが良いでしょう。

1文1文が長くなってしまう場合も同様にダラダラとした印象になってしまいます。

長いスピーチは徐々に脱落者が出てしまうので、不要な内容は極力削るべきです。

 

また、本論でダラダラとしてしまわないためにも「今日お伝えしたいポイントは3つあります」と要点ごとに分けた上で、あらかじめ伝えておくのも◎。

 

5. 話に合わせて抑揚をつける

常に声の調子が一定だと、退屈なスピーチと思われてしまいます。

声の高さや大きさ、話すスピード、感情のこめ方、ジェスチャー…抑揚と言っても一概にはよく分からない!という方は、まずはしっかりと伝えたい大切なポイントは語気を強めるなどといったことから始めてもいいかもしれません。

 

また、スピーチには沈黙の時間を利用する「間」も大事。

聞き手に質問を投げかけた時や考えてほしい時、大事なことを伝える直前…などで間を活用するのもまた抑揚のポイントになるでしょう。

間は無駄に開きすぎてはむしろ逆効果になってしまうので、基本的には1〜2秒が良いと言われています。

 

6. 声は聞き取りやすく丁寧に

人に伝えるための基本中の基本。ですが、自分では意外と気づかずに声がこもってしまった結果スピーチの内容が上手に伝えられなかった…なんてことも。

会話の時以上に丁寧にハキハキと話すことを心がけ、1文1文丁寧に語りかけるように話してみましょう。

しかし会話の時と違い、スピーチは【1人対複数人】で【距離が離れている】ことが多いでしょう。

声を広く遠くに飛ばすことも意識することが必要です。

 

また、声の聞こえ方は姿勢ひとつでも大きく変わります。

背筋を丸めて俯いて話していては、声にも自信のなさが表れてしまいますし、声も下に落ちてしまいます。

ずっと台本を見たままなのも同様です。視線や顔が台本へ向いてしまうので、声を聞き手に向けて飛ばしづらくなってしまいます。

 

7. 聞き手の反応を伺う

前項でもお話したように、語りかけるように話す中で聞き手の反応を伺うことが大切。

目線を活用することで自然とアイコンタクトが取れて、結果として語りかけるようなスピーチにすることができます。

 

1-ワンセンテンス・ワンパーソンの法則

1文につき1人にアイコンタクトを送ること

2-ジグザグ法

後ろからジグザグに視線を送ること

 

また、聞き手が頷いてくれたりといった反応を見るだけでも多少は緊張感がほぐれますし、ちゃんと理解してくれていることが分かると安心できます。

そういう意味でも聞き手の反応を伺うのは大切です。

慣れてきたらスピーチの合間に「〜だと思う人は手を挙げてください」と挙手の場を設けたり、「あなたはどう思いますか?」と投げかけてみるのもテクニックの一つ。

これにより、場の一体感を得られたり、聞き手をスピーチに引きこむことができます。

 

8. 丸暗記はしない!でも練習はしっかりと

台本をずっと目で追いながらスピーチしては聞き手に届かないので、ある程度は記憶することも大事です。

…が、丸暗記した気になっても、いざ人前に立つと内容が飛んでしまった!なんてことも少なくはないでしょう。

そうなってしまっては緊張が焦りに変わってしまい、どうしようどうしようとパニックに陥り、スピーチ失敗の原因になります。

台本NGな場合もありますが、そうでなければ、ある程度は暗記しておいて万が一の時に台本を見る。という形を取れば内容が飛んで焦って台無しになることはなくなるので、自信を持って本番に臨めます。

 

しかし、丸暗記しないからといって練習もしないのはダメです。

繰り返し台本を読む練習をするのはもちろん、下記のポイントもチェックしてみましょう。

 

1-鏡に向かって話してみる

鏡を見ることで話している自分の姿を客観的に捉え、スピーチ中のジェスチャーを確認すると同時に気づくこともあります。

視線は変に泳いでいないか、猫背になってしまっていないか、意図せず斜め立ちになっていないか、無駄に揺れていないか、など。

自分では「そんなはずない」と思っていても、実は無意識のうちに癖がついてしまっていることもあるそうです。

簡単に矯正できるものでもないですが、自覚するだけでも大きな一歩なので、自分の癖を把握しておきましょう。

2-録音してみる

録音した声を聞くと、意外と「えっ…」と思うことがたくさんあります。

自分が思っている以上に早口だったり、声がこもってしまっていたり、「えっと」といった口癖を隠しきれなかったり…。(余談ですが…録音した声を聞くと、自分ってこんな声なの!?ってなりますよね)

録音することで自分の声を客観的に聞くことができて、話し方を見直すきっかけになります。

3-時間を計ってみる

録音と一緒に録音時間も見れるので、自分がどれくらいの時間話していたのか確認してみましょう。

長ければダラダラと無駄に話してしまっていた可能性があるので、内容を削ってみてもいいかもしれません。

短ければ内容がスカスカになっているかもしくは早口になってしまっている可能性があります。語りかけるように丁寧に内容を伝える意識をしてみましょう。

 

最後に

いかがでしたか?

念入りな準備が自信になり、緊張もいくらか緩和されるのではないでしょうか。

私ももっと上手くアウトプットができるように頑張りたいと思います!

この記事を書いた人

ながいnagai

デザイナー|スマホゲームが好き。色んなタイトルに手を出すよりも少ないタイトルをやり込むタイプ。

  • RSSを登録する
  • Google+ Google+をフォロー

ランキングランキング

制作実績制作実績