【必見】売れるランディングページ「LP」を考えてみよう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、タニーです!

今回は「売れるLP」のお話です。

売れるLPってどんなものでしょうか?

なんとなく分かるけど、言語化しろと言われると、、、そんなあなたは絶対見てください!

 

まず売れているLPには必ず理由があります。

コンバージョンを獲得して、売れるLPと売れないLPにはどのような違いがあるのか?

コンバージョン率を上げるためには買い手のの気持ちを理解して設計することが大切です。今回は売れるLPの基本的な構成と必要な要素を紹介していきます。

 

売れるLPの基本構成

LPの構成は結・起・承・転が基本となります。通常は小説などのストーリー構成は起・承・転・結が一般的ですが、これは誰が、何をして、どうなるかという場面展開を理解し進めることで、ストーリーがユーザーに伝わるからです。

 

起(事前情報)

食生活が乱れて肌が荒れてきた

 

承(リサーチ)

美肌になれる方法がないか探してみる

 

転(発見)

この〇〇という成分が入っている美容液を使うと効果がありそうだ

 

結(検索)

「〇〇(成分名) 美肌」で調べてみよう

結(導入結果)

この美容液を使うと2ヶ月でお肌がスベスベになります。

価格もかなりリーズナブル。

こんな成分が入っています!

 

起(心理共感)

自炊が面倒になって食生活が乱れていませんか?

忙しくて適切な運動をする時間がないあなたへ。

 

承(効果検証)

ダイエット器具やサプリメントと比較してコスト面や効果が実感できます。

 

転(決定)

この商品への購買につながる。

 

上記のようにターゲットユーザーの心理を理解し、それに沿ったストーリー構成にすることが売れるLPに繋がります。

売れるLPを構成する9つの要素

1.ファーストビュー

最重要箇所です。

LP最上部に位置する部分で、訪問した際に必ず目にする部分であり、

ユーザーは、サイトが自分にとって必要かどうかをファーストビューを見て3秒で判断していると言われています。

ファーストビューに含まれる主要素は基本的に下記の3つです。

・キャッチコピー

・権威づけ

・画像(商品やサービスを導入した結果が想像できるもの)

ファーストビューはLPを訪れたすべてのユーザーが目にする箇所となり、ファーストビューを見ただけで離脱してしまうユーザーもいるため、ファーストビューで信頼、安心、効果のすべてを迅速に伝えユーザーの心を掴まなければいけません。そのため、すべての要素がユーザー心理に沿ったものを慎重に選ぶことが大切です。

2.共感

「こんな悩みはありませんか?」など、ユーザーが実際に困っていることを投げかけることで、悩みに共鳴しユーザーとの距離が非常に近づきます。

そうなってしまえばこのあと続く内容に対し自分のことと受け止めるようになり、自分の悩みを解決できる商品やサービスとして、受け入れてくれる率も高まります。

3.ベネフィット

ベネフィットとは、ユーザーが商品やサービスを買うことで受けられるメリットのことで、

具体的になにを得られるのかを考えさせることが重要です。

ストーリーを作成する際に結・起・承・転の流れに沿うとお伝えしましたが、LPを訪問するユーザーはすでに購入する商品やサービスは決まっているため、ユーザーは商品の内容よりも商品を得たあとの自分を想像したいと思っています。

売れるLPにするためには、商品やサービス自体のメリットだけではなくベネフィットも伝えるように意識することが重要です。

4.実績・実例

実績や実例があることにより信頼度がさらに向上します。

ベネフィットの箇所でユーザーの購買意欲をあげたところで必要になることは根拠です。美味しい話を聞くと裏があるのではないか?と思うのが普通です。

そこで、ベネフィットのあとに根拠となる事例や実績を掲載することで、ユーザーを安心させる効果があります

5.お客様の声

自分がなにかを買おうと思った時、レビューを読んでから、、、という人は多いのではないでしょうか?

商品やサービスを使用・利用したユーザーの声を載せることで、LPそのものの信憑性を高めることができます。

誰だって初めて導入する商品やサービスに対し、心配になる気持ちは少なからずあるからです。インターネット経由の場合は特に、商品やサービスそのものを実感・体験できないことから、実際に体験した第三者の声は非常に現実味があり安心感や共感を得ることができます。

名前・年齢・顔写真があることで、リアルな情報と受け止めやすく信ぴょう性を高めることができます。

6.フロー

商品に興味のあるユーザーは、実際に購入した後どういった流れで使用するのかを不安に思っています。そういった不安を軽減するため、フローの部分では手順やアフターサポートの内容を簡単にまとめ、シンプルで難しくない印象を与えることが重要です。詳細に書きすぎると難しいと感じてしまう場合もあるため、簡単にまとめることがポイントとなります。

7.FAQ

これまでは販売者側から一方的に情報を伝えるのみでしたが、FAQではよくある質問を予め掲載することでユーザーの悩みをある程度解決できるようにします。そうすることで、購入する際の不安をなくして買わない理由を少なくすることができます。

よく質問される内容であっても説明を簡略化できない場合は、まずはお気軽にお問い合わせくださいなどとして、コンバージョンにつなげることが得策です。

8.クロージング

ここまで辿り着いているユーザーは、非常に重要な確度の高いユーザーとなります。

クロージングは最後の一押しとなる部分であり、ユーザーが購買やお申し込みをする際の背中を押す部分です。ここでは今買わなければいけない理由を提示します。

たとえば、〇〇人限定、今月中のご注文で…、今だけ〇〇%割引、期間限定、などです。

人間は数的メリットに弱いため今だけ、残り○個といった希少価値を提示すると焦りを感じます。

そのため、多くのユーザーは今やらなければならない!と感じ、購買行動に導ける可能性が高くなるということです。

9.コンバージョンボタン

コンバージョンへ直接つながる窓口となるボタンは、目立つことが大切ですので、ボタンだということが確実にわかるデザインにしましょう。

ボタンがどこにあるかわからないという状態はユーザーにストレスを与え、離脱に繋がります。また、ボタンの表示名は行動を動詞にした文言(試してみる、購入する、カートに入れるなど)を使用すると自分事として捉えてもらいやすくなります。

売れるLPのポイント

1.流入元との整合性を取る

売れるLPを作る基本のポイントとして「流入元との整合性を取ること」があげられます。

・SNSやアプリに配信した広告からの流入

・GoogleやYahooに出向したリスティングからの流入

・SEOからのオーガニック流入

など、様々な流入元からLPにユーザーがアクセスする可能性が考えられるでしょう。

ここで大切なことは、あなたのLPをクリックするユーザーは少なくとも「サービスや商品に興味を持ち、期待を寄せている」ということ。

そのため「流入元に掲載されていた情報」と「実際のLPに書かれている情報」の整合性を取ることは非常に重要となります。

ユーザーが「騙された!」「なにか違う。」と感じてしまえば、商品が買われる可能性は限りなく低くなります。

2.購買行動に至る消費者心理の分析

LPからのCVを増やしたいなら、購買に至る消費者心理を分析することは非常に重要です。

実際に特定の行動を起こすユーザーは、その行動を起こすまでにどのような心理の変化を経ているのか。

これが分かれば、想定した心理の変化に合わせLPを構成することで、ユーザーが特定の行動に至る確率(=CVR)を上げることができます。

購入に至るまでの悩めるユーザーの気持ちをガチッと掴むことが「売れるLP」を作る上で重要なポイントになります。

3.ベネフィットを分かりやすく伝える

ベネフィットの部分が大事なことは前述しましたが、売れるLPを作る上では、ユーザー・消費者にどのようなベネフィットがあるのかを伝えることは本当に大切なポイントです。

ベネフィットとは「その商品の説明」ではなく「ユーザーが得られる具体的なメリット」のこと。

LPに来たユーザーに対して、商品の優れた点を伝えることも重要でしょう。

しかし「その商品を買うことにより具体的にどんなベネフィットがあるのか」をどれだけ強く伝えられるかが、CV獲得により強く影響します。

ベネフィットがより具体的であればあるほど、ユーザーが購買に動く確率も高まるでしょう。

4.ユーザーにとって読みやすい情報量にする

LPは商品・サービスの良さや特徴を伝える所です。

そのため、ついつい多くの情報を掲載しようとしがちになってしまいます。

しかし、情報が多すぎると、ユーザー心理としては「面倒」「説明が長い」「結局何を見ればよいのか分からない」と、面倒になってしまいます。

逆に情報が少なすぎると、「よく分からないから違う商品も調べよう」と思われてしまい、せっかくの訪問者を他に奪われかねません。

このあたりの塩梅は正直難しいです。閲覧者がどのラインを「適正」と考えるかはそれぞれ場合に応じて調整していきましょう。

5.第一印象は「悪くない」を目指す

第一印象から「良いな」と思われるパターンは、実はそんなに多くはありません。

もちろん第一印象で良いと思われるのが理想ですが、LP訪問者の価値観も様々です。

ユーザーみんなが「良い」と思える第一印象のLPの制作はとても難しいです。

そこで、第一段階としては「良いLP」ではなく、「悪くはないLP」を目指してみるとよいでしょう。

ターゲットを狙いすぎて尖ったデザインにしてしまうと、好みが分かれます。

それよりも、多くの人が無難だと感じる第一印象を狙った方が、その後のコンテンツもじっくりと閲覧してくれる可能性が高いです。

好みが分かれるLPにするよりも、第一印象として残る部分を受け入れやすく作りましょう。

具体的には文字の大きさや画像、色といった要素は印象に与える影響が大きいです。

個性を出すのは興味の強い閲覧者が見てくれる、リンク先のコンテンツ等にしましょう。

6.FAQはシンプルにしよう

FAQが大事なことも前述しましたが、シンプルであることも大切です。

LPの作り方は自由ではありますが、あまりにも情報量が多いと訪問者の閲覧意欲をそぐことにもなりかねません。

そのため、しっかりとアピールしたい部分ではなく、付加価値的にアピールしたい部分はFAQとしてまとめてしまうのも良いでしょう。

むしろFAQでまとめた方が、閲覧者としても様々な疑問を一つのページで解決できます。

FAQはできる限りシンプルにしていきましょう。

分からない問題の解決のためのページが、難しい言葉や言い回しばかりでは、訪問者の閲覧・購買の意欲を削ぎます。

ここを改善しよう

1.ユーザー目線を考えよう

LPを作る目的は制作ではありません。

訪問者に見てもらい、なおかつサービス・商品の申し込みや成約を狙うものです。

つまり、消費者心理が絶対的な基準です。LPを見た消費者が何を思うのかを考えなければいけません。

しかし、LP制作側としては苦労した分、どうしても主観が入ってしまいます。

「苦労して作ったのだから良いものだ。」「頑張って作ったからCVも増えるはずだ」

このような気持ちになりがちですが、訪問者にとってはそのような苦労は関係ありません。

公開されたLPを見て、魅力的かつ自分の求めているものであれば購入・利用してくれるでしょう。

しかし、消費者の購買意欲を刺激できなければCVにはつながりません。

売れるLPは、ユーザー目線をこれでもかと考えています。

LPのデザイン構成だけではなく、ボタンの配置箇所、入力フォームの入力項目数、スクロールした際の表示領域など、ユーザー目線を徹底的に意識しています。

2.ページ構成やデザインに意図がある

売れないLPは、意図がなさそうなものも多く見受けられます。

ユーザー心理を考える点に通じる部分もあるのですが、売れるLPはページ構成やデザインにも必ず理由が存在します。

なぜその色なのか、なぜその文字の大きさなのか。売れるLPはこれらを説明できることでしょう。

「何となく」といったフィーリングに頼ったものではなく、そこに意図が隠されているものです。

ユーザーからの視線はもちろんですが、ユーザーをどこにどのように誘導したいのか。

ページ構成やデザインに意図のあるLPは、CVRも高くなる傾向にあります。

3.作って終わりではなく作ってからがスタート

LPは公開して終わりではありません。

製作者サイドにとってはLPは公開というゴールに向かって作成に労力を割いていることでしょう。公開もゴールではありますが、実際にはスタートです。

公開した後はCV獲得を黙って待つだけのケースが多いですが、アクセス数や滞在時間等、様々なデータを元に改善しましょう。

LPの目的は公開ではなく成果獲得です。

公開してなかなか思うようなCVRが獲得できないのであれば、問題点の改善を必ず行いましょう。

売れるLPまでもう少し!なにが足りないのかを考えよう

1.依頼者とのコミュニケーション

LPの依頼者とのコミュニケーションは、可能な限り蜜にとっていきましょう。

依頼者とのコミュニケーションを通して、何をアピールしたいのか、どのような意図があるのかを詳細に読み取れます。

LP制作の際、商品やサービスへの理解度は、LPの深みに繋がります

2.薄いLPは見抜かれる

対象のサービスや商品への理解が薄い人間が制作したLPは、中身が薄くなりがちです。

そして、今の消費者はその点も敏感に感じ取っています。

「どこかで見たことある文章」「当たり障りのないことしか書いていない」「無難にまとめている」「この商品ならではのアピールポイントがない」、これでは絶対にユーザーの心は動きません。

薄いLPはすぐに離脱に繋がるでしょう。

一方で、依頼者とコミュニケーションを深め、制作サイドも商品やサービスへの理解を深めることで、より質の高いLPの制作が可能になります。

3.売れるLPではなく良いLPを作ろうとしていないか?

こちらも多々見かけるますが、売れるLPではなく、良いLPを作ろうとする制作者は多く見かけます。

売れるLPと良いLPは別物です。

LPの制作はCVR獲得が目的のはずが、コーディング、デザインといった作業プロセスから、「良いLP」を作ることが目的にすり替わっているパターンがあります。

綺麗なデザインにこだわったり、制作者自身の美的センスにこだわったりとCVRを二の次にしたLP制作を行っている場合があります。

制作の最中で本来の目的がすり替わらないように注意しましょう。

4.消費動向やトレンドも要チェック

世の消費動向・トレンドも考慮しておきましょう。

例えば経済が落ち込んでいる時と好調な時とでは消費意欲が異なりますので、LPで重視すべき点も異なります。

流行やトレンドとLPで案内するサービス・商品が無関係ではあったとしても、時世による消費意欲等は必ず確認するべきです。

5.クロージングを意識してみよう

アクセス数や滞在時間があるのに、CVRにまで至らないのであればクロージングを改善してを試みましょう。

クロージングは前述した通り「今購入しなければならない理由」の部分です。

ただ、クロージングは有効な手段ではありますが、過度なクロージングは消費意欲の刺激ではなく、減退してしまう場合があります。

「胡散臭い」「いつも割引しているのでは?」といった疑念を抱かれてしまうとクロージングが逆効果になってしまいますので気を付けましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「毎日のように問い合わせが届く!」

「売りたい商品がバシバシ売れる!」

こんなLPを制作するためには、経験や根拠に基づいた「売れる要素」をLPに盛り込んでいくことが必須です。

成果の出るLPが作りたい!

そんな方はこの記事の内容を意識しながら制作をしてみてください!

この記事を書いた人

タニーコーダー

コーダー兼レタッチャー。 レタッチ会社からweb業界へ転身しました。

  • RSSを登録する
  • Google+ Google+をフォロー

ランキングランキング

制作実績制作実績